不動産を現地見学する際のチェックポイント

ここでは、不動産を見学する際に見ておくべきポイントを、室内と周辺環境にわけて紹介していきます。あわせて、見学の際に持っていくべきアイテムも紹介しますので、不動産を見に行く前に必ずチェックしておきましょう。

室内のチェックポイント

日当たり

日当たりの良さは、内見時の重要なチェックポイントです。日当たりの良い部屋に住むと、毎朝陽の光を浴びることができるため、生活リズムが整います。また、冬でも比較的暖かく過ごせるのはもとより、洗濯物や布団の外干しにも向いており、健康的です。時間や天気の異なる日に、なるべく複数回見に行くことをおすすめします。

動線

洗濯機を置く場所と洗濯物を干す場所が近い、それを畳めるスペースがそばにある、キッチンからリビングで遊ぶ子どもを見守ることができるなど、家事を最小限の動きで済ませられる動線だと、毎日不自由なく過ごせます。見学の際には、頭の中で自分が家事をする様子をシミュレーションし、不便なところがないか確認しましょう。

家具・収納のスペース

「以前住んでいた部屋で使っていた家具をそのまま新居でも使いたいと思っていたのに、いざ引っ越してみると置く場所がない…」こんな失敗はしたくないですよね。あらかじめ家具の大きさを測っておき、内見の際に設置するスペースが十分あるか確認しておきましょう。

収納の数や大きさも必ずチェックすべきポイントです。収納が少ないと棚や収納ボックスを追加で購入する必要がありますし、それを置いた分だけ生活スペースが狭くなってしまいます。

周辺環境のチェックポイント

買い物に便利かどうか

スーパーやドラッグストア、コンビニといった、毎日の買い物でよく行く施設が徒歩圏内にあると便利です。品ぞろえの豊富さや商品の価格、営業時間なども合わせて確認しておきましょう。

公共施設との距離

役所や銀行、郵便局といった公共の施設がどこにあるか把握しておきましょう。何かあったときに駆け込める病院が近くにあるかどうかも調べておくのが得策です。

子どもがいる場合は、保育園や幼稚園、学校までの距離が遠すぎないか、安全に遊べる公園や学習施設があるのかもチェックしてください。

持っていくべきアイテム

スマホ

不動産の見学をする際、スマートフォンは必須アイテムです。カメラ機能を使って部屋の写真や動画を撮っておくと、後からどんな部屋だったか確認するのに役立ちます。

また、コンパスのアプリを入れておくと、部屋の方角と日当たりを確認できます。建物が斜めでないかを確認できる水平器のアプリを入れておくのもおすすめです。

メジャー

メジャーを持っていくと、家具を置くスペースを測ったり、カーテンの長さを測るのに役立ちます。なるべく長いものを用意しておきましょう。